香木 仮銘「花と月」羅国(沈香) 0.45g

香木 仮銘「花と月」羅国(沈香) 0.45g

¥5,500 税込

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<仮銘「花と月(はなとつき)」 羅国(沈香)について> ベトナム産沈香(京都の先代は「ドロ」と通称していました)には、幾つかの類型が見られます。「ドロ」と言う通称の理由の一つかどうかは定かではありませんが、表層の一部が樹脂化して内部が朽ち果て、土中に埋められたかのように砂泥が混入している例が、最も多く見られるように思います。  原木(沈香樹)の幹が広範囲に樹脂化し、内部の空洞部分(樹脂化せずに朽ちた部分)が比較的小さいドロ沈香は珍しいのですが、今回はそのような一例を紹介させていただきます。(同様のタイプで2㎏を超える大きな羅国として『仮銘 春吹風』がございますが、「匂いの筋」は同じでも、香気の特徴には相違が見られます。)(なお、香雅堂が推奨させていただく香木は近年に栽培されたものや巧妙に作られた偽物は厳密に精査し、一切取り扱っておりません。)  周辺の厚さ数mmが高密度に樹脂化を遂げ、中心に向かうにつれて密度が疎になっていますが、どの部位も(朽ちた部分も含めて)、羅国に備わるべき「苦」と「辛」とをバランス良く具えています。その様子を花と月とに見立て、以下の証歌から仮銘を採らせて戴きました。 うつろはぬ色こそみゆれ白菊の花と月とのおなじまがきに (後醍醐天皇御製)(新葉集) ※「羅国という木所に対する香雅堂の考え方」のページもよろしければ併せてご覧ください→http://www.kogado.co.jp/koboku/rakoku.html <香木の切り方(截香方法)について> 基本的に、左記写真「截香図」の形状の様に截香させていただいたものを、該当量分おわけさせていただきます。一木の中には相対的な品質が下~上までさまざまに混在していることが通常ですので、その一木全体の割合となるべく近くなるように部分を選ばせて頂きます。 短辺の長さは約3mm~8mm、長辺の長さはさまざま、厚さは約1mmです。截香図の場合、長辺に対して垂直方向に木目が通っております。木目に沿った方向であれば、カッターナイフなどで容易に、また、手でも割ることが可能です。 截香の形状に関して特別なご要望がおありになる場合には、恐れ入りますがご来店の上ご相談いただくか、メールでご注文下さいます様、お願い申し上げます。 <木所について> 木所の判定・分類は、家元・宗家自らが、歴代に継承される一定の規範に基づいて厳格に為されるもので、詳細は「極(きわめ)」に認められます。仮銘の栞に記載する木所は便宜上の分類であり、正式ではないことをご諒承下さい。なお、木所の後に( )がある場合は、香木自体の種類を記載しています。伽羅を羅国や真那賀、真南蛮に用いる例が増えており、区別するためと、佐曾羅・寸門陀羅は流派によって香木の種類が異なる場合があるためです。 <パッケージサイズ> 192mm×160mm×23mm(畳紙入) ※畳紙の大きさ及び色合いは、香木の種類や分量によって、異なりますことをご了承ください。