香木 仮銘「霞める空」佐曽羅(沈香) 0.37g

香木 仮銘「霞める空」佐曽羅(沈香) 0.37g

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<仮銘「霞める空(かすめるそら)」 佐曽羅(沈香)について> インドネシア産のいわゆるタニ沈香にも幾つかの類型が見られますが、沈香樹の幹が比較的広い範囲に亘って樹脂化を遂げた例が数多く見受けられるのが、大きな特徴の一つかと思います。沈香樹の幹が樹脂化を遂げる場合、殊に沈香の場合、表皮に近い部分から内部に向かって進行することが多いようです。外側はしっかりと硬化するものの、中心部に近づくにつれて樹脂化の密度が粗くなり、芯の付近は永年の変化によって木質部が朽ちてしまうことも珍しくありません。(伽羅の場合は真逆であることが多く、謎の一つです。) 今回は、典型的なタニ沈香で、内部も比較的しっかり樹脂化を遂げている例を紹介申し上げます。中心部に木目が素直でない部分があり、きれいに割るのが困難であるのが難点と言えますが、最上質のタニ沈香らしい力強さと優しい温かさを併せ持つ、とても良い佐曽羅だと思います。殊に、火末に向かって安定して持続する、最上質の佐曽羅に特有の「甘」が印象に残ります。タニ沈香好きの皆さまには、きっとお喜びいただけると存じます。仮銘・証歌は、以下の通りです。 いかにせむ霞める空をあはれとぞ言はばなべての春のあけぼの (宗尊親王)(柳葉集) ※「佐曽羅という木所に対する香雅堂の考え方」のページもよろしければ併せてご覧ください→http://www.kogado.co.jp/koboku/sasora.html <香木の切り方(截香方法)について> 基本的に、左記写真「截香図」の形状の様に截香させていただいたものを、該当量分おわけさせていただきます。一木の中には相対的な品質が下~上までさまざまに混在していることが通常ですので、その一木全体の割合となるべく近くなるように部分を選ばせて頂きます。 短辺の長さは約3mm~8mm、長辺の長さはさまざま、厚さは約1mmです。截香図の場合、長辺に対して垂直方向に木目が通っております。木目に沿った方向であれば、カッターナイフなどで容易に、また、手でも割ることが可能です。 截香の形状に関して特別なご要望がおありになる場合には、恐れ入りますがご来店の上ご相談いただくか、メールでご注文下さいます様、お願い申し上げます。 <木所について> 木所の判定・分類は、家元・宗家自らが、歴代に継承される一定の規範に基づいて厳格に為されるもので、詳細は「極(きわめ)」に認められます。仮銘の栞に記載する木所は便宜上の分類であり、正式ではないことをご諒承下さい。なお、木所の後に( )がある場合は、香木自体の種類を記載しています。伽羅を羅国や真那賀、真南蛮に用いる例が増えており、区別するためと、佐曾羅・寸門陀羅は流派によって香木の種類が異なる場合があるためです。 <パッケージサイズ> 192mm×160mm×23mm(畳紙入) ※畳紙の大きさ及び色合いは、香木の種類や分量によって、異なりますことをご了承ください。