香木 仮銘「雲ゐの花」真那賀(沈香) 0.33g

香木 仮銘「雲ゐの花」真那賀(沈香) 0.33g

¥5,500 税込

送料についてはこちら

<仮銘「雲ゐの花(くもいのはな)」 真那賀(沈香)について> 昔の文献には、「早く香(か)が失せるものを上品(じょうぼん)とす」といった表現が見受けられます。 これは、真那賀に特有の香気が嫋やか(たおやか)で儚げ(はかなげ)な女性のさまに擬えられたことに関連するものと想像されます。 しかしながら、実際の香木には樹脂分の密度が極めて高い部分も存在しますから、香気は、必ずしも早く薄れるとは限らないのです。 今回紹介申し上げる真那賀は、高密度に樹脂化した部分と、低密度にしか樹脂化しなかった部分を併せ持つ、比較的に珍しいシャム沈香です。 通常の場合、樹脂化が低密度だった部分は永年に亘る経年変化によって朽ち果ててしまい、形を留めないことが多いのですが、本例では丸太状のまま樹脂化が進行したためか、内部の大半が朽ちずに残されています。 樹脂化の密度に拘らず、樹脂分が放つ香気からは、共通して沈香の真那賀だけが持つ「匂いの筋」を聞きとることができます。 伽羅には出せない「甘」、そして艶やか(あでやか、つややか)な女性を彷彿させる特有の香気を、どうぞご堪能下さいませ。 仮銘は、次の証歌から採らせていただきました。 いにしへの春にもかへる心かな雲ゐの花にものわすれせで (二條院讃岐)(続後撰和歌集) ※「真那賀という木所に対する香雅堂の考え方」のページもよろしければ併せてご覧ください→http://www.kogado.co.jp/koboku/manaka.html <香木の切り方(截香方法)について> 基本的に、左記写真「截香図」の形状の様に截香させていただいたものを、該当量分おわけさせていただきます。一木の中には相対的な品質が下~上までさまざまに混在していることが通常ですので、その一木全体の割合となるべく近くなるように部分を選ばせて頂きます。 短辺の長さは約3mm~8mm、長辺の長さはさまざま、厚さは約1mmです。截香図の場合、長辺に対して垂直方向に木目が通っております。木目に沿った方向であれば、カッターナイフなどで容易に、また、手でも割ることが可能です。 截香の形状に関して特別なご要望がおありになる場合には、恐れ入りますがご来店の上ご相談いただくか、メールでご注文下さいます様、お願い申し上げます。 <木所について> 木所の判定・分類は、家元・宗家自らが、歴代に継承される一定の規範に基づいて厳格に為されるもので、詳細は「極(きわめ)」に認められます。仮銘の栞に記載する木所は便宜上の分類であり、正式ではないことをご諒承下さい。なお、木所の後に( )がある場合は、香木自体の種類を記載しています。伽羅を羅国や真那賀、真南蛮に用いる例が増えており、区別するためと、佐曾羅・寸門陀羅は流派によって香木の種類が異なる場合があるためです。 <パッケージサイズ> 192mm×160mm×23mm(畳紙入) ※畳紙の大きさ及び色合いは、香木の種類や分量によって、異なりますことをご了承ください。